大学受験と自由英作文。

受験生と、受験生を支える人を応援してます

名古屋2020・ネットは人々の対面交流を促進するか?阻害するか?

 

 

 

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いよいよ個別試験前期まで

一週間となりました。

 

今回あつかうのは、

名古屋大学2020年度入試で

出題されたものです。

 

長文のなかに、

ネットを使うと家族との

時間やオフラインで

やりとりする機会が

減るという意見と、

②ネットが人々の関係を

強化しており、

オフラインでの人間関係にも

良い影響を与える

 

という意見が

述べられています。

設問では、この二つの意見

のうちどちらを支持するか、

自分の意見を40語以内の

英文で答えよという

指示があります。

 

 

 

 

英作文の語数としては

40語なんて少ない方

ですので、掘り下げる

必要がなく比較的楽に

書けるかと思います。

 

 

 

今回は双方の立場の

解答例を作ってみます。

 

 

 

 

まずは①

ネットが対面の交流機会を

減らすという側の意見です。

 

 

 

いつでもどこでも

やりとりができるので、

話をやめるタイミングを

つかみづらい。

そのため、リアルでの

交流が減る。

 

I'm for Hypothesis 1. 

The Internet and the

smartphone enable us

to communicate so

easily that it's hard

for us to find when

to stop talking. 

As a result, offline

communication will

decrease.  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして②

ネットがオフラインに

おいても人間関係を

強化するという側の意見です。

 

ネットで同じ趣味を

持つ人と知り合うことで

意見交換ができ、

リアルで会うことも

できる。その結果、

一層趣味を深め充実した

生活を送ることができる。

 

 

 

 

I'm for Hypothesis 2. 

The use of Internet allows

us to know those who

have the same hobby

and to meet them offline. 

We can fin more followers

online than in the real

world, which can give

us a more fufilling life.  

 

 

 

 

北海道大学2015年・自宅学習homeschooling について

 

 

 

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10年くらい前に、

ほんのすこーし 

流行していた

ホームスクーリング

(自宅学習)

 

 

 

 

今年は 出る予感がします!!

なんといっても今年の

受験生は、コロナ禍のもと

学校一斉休校となり、

自宅学習を経験した

貴重な世代第一号!

ですからね

 

 

 

 

 

今回は2015年に

北海道大学で出題された

お題から。

 

 

 

 

長文読解の一部に

自由英作文が入っている

設問です。

 

 

 

 

長文読解では

ホームスクーリングの実践を

述べており、

自由英作文では

「日本にホームスクーリングを

導入しようという意見に

対して反対する意見を

100語程度の英文で述べよ」

と指示があります。

 

 

 

反対意見しか

書いちゃいけないですよ!

 

 

 

指示をよく読みましょう。

 

 

今回は以下のように

考えてみました。

 

 

 

 

 

① 日本の、特に

小中学校では同調圧力

peer pressure)が強いと

考えられている。

同じ学年・クラス・

グループの構成員が

同じように行動することを

要求される雰囲気がある。

これ自体は良い結果を

生むこともあるが、

みんなと同じ行動を

するのが辛い生徒に

とっては有害な結果に

つながることもある。

そのため、多くの生徒が

学校に行く一方、

自分だけが自宅で学習を

続けることはとても難しい。

 

 

 

 

② 学校に行くことが

難しい場合、知識を

得るために自宅学習ではなく

塾へ行くことを選択する

生徒が多い。

日本には塾が非常に多く

あるので、

自宅で学習しなくても

塾に行くことで解決できる。 

 

 

 

 

学校の教育現場では、

二番目の理由を書くと

怒られそうですが。

 

 

 

 

First of all, many people

think that peer pressure

is strong in Japan,

especially in primary

and junior high schools. 

There seems to be an

atmosphere in which

members of the same

class or group are

expected to act the same. 

Therefore, it is very hard

for those who don't like

school to keep staying

at home instead of

going to school.  Next,

because there are too

many cram schools

in Japan, those who don't

want to study at school

can find their places

in their favorite cram school.  

 

 

「IRカジノ」どう思う?・・・忖度ある?

 

 

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共通テスト初年度は、

実施まえも実施後も、

さらには得点調整に

個別試験の実施の有無の

不透明さもあって、

混迷」の一言です。。。

 

 

今回は、これまた

不透明さ満載の

統合型リゾート(IR)」

について。 

 

 

熊本大学2019年度

入試にて出題されました。

 

100語以内で

その賛否について

べてください、という

指示がついています。

 

 

 

 

今回は、

反対の立場から

書いてみました。

 

 

 

 

 

I disagree with this. 

Certaily new IR facilities

including casinos

may be attractive. 

However, the attempts

will fail soon. 

I can raise two reasons.

First, generally casinos

can make people addicted. 

Japanese locals' visits

to the casinos will be

limited but the total

amount of money

they can spend on

casinos isn't limited. 

Some of the addicted

may use what money

they have to live, which

may result in bankruptcy. 

Second, what do Japanese

visitors come for? 

The purpose for which

they visit Japan, I think,

is to enjoy what they can

enjoy only in Japan,

not to enjoy casinos.     

 

 

 

【頻出】日本の若者が直面する課題について述べなさい【リアル】

 

 

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大学入試個別試験にて、

英作文の「定番ネタ」が

いくつかあります。

 

 

 

「外国人観光客に、

日本のどんなところを

知ってもらいたいか」

「架空・実在の人に会えると

したら誰に会いたいか、

なにを話すか」

「自分の学校・コミュニティに

ついて改善したいところは何か」

 

など。

 

 

 

 

 

今回扱うのもそんな定番ネタのひとつ。

「日本が直面している課題は

何だと思いますか。またその

解決のためには何をすべきだと

思いますか。」

 

 

 

 

 

かならずどこかで出題されて

いるといってもいいくらいです!

これについて考えてみよう!

 

と思ってたら、

こんな記事が目につきました。

 

 

 

j-town.net

 

 

 

うん。

確かに。

食事作りを主に女親の

タスクだとしたら、

時短テクニックを駆使することは、

「手抜き」という悪印象がつくのか。

 

 

じゃ男親がタスクだと

していることの多い家庭外での業務で

時短テクニックを駆使することも、

「手抜き」という悪印象になるのか。

 

 

 

 

解決策は、

手抜きにならないように

時間をかけておこなうこと。

 

 

 

・・・本当にそうなの??

 

 

むしろ

家庭外の業務やタスクにおいては、

不要な時間がかからないように

多くの人が努力して

時短してると思う。

何度も不明点を確認することが

ないように、

同じ失敗をなんども繰り返すことが

ないように、

定例的なフォーマットを何度も

作成することがないように。

 

でも、家庭内のタスクについては

時間をかけることが善なの?

 

 

今回は、

「日本の社会をこれまで

支えてきた価値観の変化」について

書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

・・・私見としては、

時間をかけて料理することを

「愛情がこもっている」と

表現するのは、

料理した人を家奴隷に結び付ける

ことに等しいと思いますよ。

 

それ言われて喜ぶ人も

いるだろうけれど、

喜ぶからそれが正しい評価だ

ということにはなりません。

 

 

 

日本政府が掲げている

一億総活躍政策を実現するなら、

日本国内にある人的資源を

フルに動かしたいのなら、

家庭内タスクの時短を実現することが

キーになるのに。

 

 

I think that Japan is tackling the old concept that most people hesitate to change themselves.  Rather, it is more crucial for Japan to alter this tendency than ever, especially when a terrible spread of COVID19 has been influencing almost all the world.  This conventional way of thinking will prevent Japan from entering into a new phase.  In particular, it is a good experiment to look for other working styles such as teleworking using digital devices, which will surely change Japan's social and economic mechanisms drastically.   (86wds)

 

 

 

 

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日本人には長期休暇が必要だ(一橋大学)

 

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今回あつかうのは

一橋大学にて2008年に

出題されたお題です。

 

 

 

 

Japanese people need

longer vacations. 

というトピックについて

120~150語の英語で自由に

述べるものです。

 

 

 

 

かなり古いところから

持ってきましたが、

その理由は以下の通りです。

 

 

 

2020年、私たちはコロナ禍で

思いがけず「ステイホーム」

「自粛生活」という

長期休暇状態を経験しました。

望んで得た休暇ではないにせよ、

これまでの日本では

考えられないほど劇的な変化が

生活に起こりました。

テレワーク(在宅勤務)や

分散通勤、あるいは家族と

より長い時間を共に過ごす

ストレスの解消など、

ポジティブな面でも

ネガティブな面でも

変化が生じました。

 

 

お題こそ、長期の休暇と

なっていますが、この時代に

日本人が働き方を考え直す

チャンスが到来していると

考えて、今回このお題を選んで

書いてみました。

 

 

 

 

メモとして考えた内容は

以下の通りです。

 

 

 

 

 

① これまで日本人は

勤勉であるという考えのもと、

長い休暇をとることがよいこと

とはみなされなかった。

しかし新しい生活様式

模索しながら、労働と休暇を

両立させることが

可能になってきている。

日本人は長い休暇をとり、

パーソナルな方面の生活を

充実させた方がよい。

 

 

 

② 長期休暇のあいだに

怠惰な性質が現れてくるかも

しれないという危惧もあるが、

実際には人々はうまく

自身の生活をコントロールして

生産性の低下を防ごうとしている。

 

 

 

③ たしかに全体的な経済の

落ち込みがあったが、一方で

自宅で飲食をする回数が増え、

食品や調理家電に需要が

高まる例も見られた。

商品開発がこれまでとは

異なる方法で進められていき

結果として新しい市場を

拓く可能性も見えてくるだろう。

 

 

 

 

 

与えられた語数は120~150語と

そう多くないので、以上の

内容をすべて盛り込もうとすると

160語を超え、語数オーバーに

なってしまいました。。。

具体例を入れず、論の展開を

シンプルにしていくことで

語数を削ることを心掛けました。

 

 

 

 

 

以下が英文です。

 

So far Japanese people

have not considered the idea

to be good of taking a long

leave, because Japanese people

themselves, in a sense,

love the belief that they are

very diligent.  However, they have

managed to do well in both

working and taking a leave

while trying to construct

a new way of living. 

It can be more fruitful

for them to take longer

vacations, trying to enrich

their personal aspects of life. 

Indeed people are able to

prevent the decline of

productivity while controling

their own ways of living

successfully. Japanese people

come to prepare meals

at home more often

so new demands can be seen

for foods and electric devices

they use for cooking, which has

led to a new way of developing

new products and, at the same

time, a new potential

to explore new business markets. 

 

 

 

  

 

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