大学受験と自由英作文。

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大学受験の自由英作文攻略「防犯カメラ」(前編)

別試験で課されることの多い自由英作文で成功するには何が必要か?

単語数じゃない。暗記例文の数でもない。

 

・中・高で身につけた知識を元手に、自分の考えを教室レベル・学校レベルから地域レベル・社会レベル・地球レベルにまで延伸できる力が必要

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識が蓄積されていないのに大きい枠組みでものを考えようとすると、土台がグラついているので現実的でなかったり論理的でなかったりして、矛盾点やウソが出てきてしまう。

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学の証明問題でもそうだよね。「図からなんとなくそうかなと思った」だけでは、論理性のある証明にならない。

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これはいろんな意味ですごいね

 

自由英作文において、現実性・論理性がないのは即死級のエラー。

例えば「日本のあちこちで防犯カメラが設置されていることについて賛成か反対か、自分の意見を英語で述べよ」というお題が出たら、どう答えますか?

 

室レベルのピュアすぎる人だと「賛成!犯罪防止に役立つから!」ってすぐに飛びついてしまいそうだけど、30語くらいの短い語数ならいざ知らず、80語、いや50語でも、出題サイドから要求されていたら、あっという間に書くことがなくなり行き詰ってしまいそうです。付け加えるにしても「防犯カメラが実際に犯罪発生抑止に役に立っている具体例」かな?でもそんな具体例を詳細に知っている人は多くないでしょう・・・ニュースで見聞きするのは、犯罪が起こってしまったあとでのケースが多いから・・・

 

ついつい飛びつく「賛成」側は、このお題に関してはドボンコースでしょうね。

 

自由英作文は、これ!という絶対的な正解がないけど、これはやっちゃいけない!という誤答は存在するのです。

めんどくさいね。

 

じゃあ「反対」側に立って答案を作ってみたらどうなのか?次回に続きます!

 

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ベビーリーフは育てやすい。しかし

うっかり手を出すと途中からなんかストレスになってきた。

 

 

ベランダでベビーリーフを育てています。どんなサイトを見ても、ビーリーフは育てやすい、初心者でも大丈夫!と書かれており、実際、アグリ初心者の私でも簡単に栽培できています。

 

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「買ってよかったもの」のエントリーで書いたように、このベビーリーフをバナナと合わせてジュースにしたところ、healthy!なのはよく理解できますが風味の面においてはとっても!うーんと!残念な出来になったので、その時点でベビーリーフの活用法が一つ減りました。

 

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オサレなサラダをつくるにしても、他のおかずと調和がとれなくて、家族には大不評。

 

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そりゃ 

こんなんと煮物を一緒に

出すなんて暴挙

 

日差しのよい季節になりベランダ菜園を始めようかなという方は今後も増えていくだろうと思います。でもあえてここでstop to think! (ここの不定詞は接続を表す)

 

育てるのは確実に簡単です。でも、継続的に消費できますか?

いちおう、相手←ベビーなリーフちゃんは

「いのち」やし、、、無駄にしてはいけない気がする。するけど。

 

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悩むわ

 

 

今はもう、毎朝水をやっているだけのベビーリーフ。花も楽しめない(放置し続けるとアブラナ科が咲いてしまう。経験者)。食べられることも少なくなり、飼い殺し状態の我が家ベビーリーフさん。

 

どんなに育てやすくとも、来年は手を出さないでおこう。

「食べなきゃ」という圧を感じずにすむよう、

楽しめる花を植えよう。

 

今回は ストレスコントロールを学びました。

受験においても大切なスキルだね^‐^!

固形せっけんに悩まされる

特に自然派を目指しているのではありませんが、固形石鹸を愛用しています。使い切れる爽快感、達成感が好きです。

 

ミニマリストさん達だって、固形石鹸の在庫があるのは不思議じゃないだろうから、物持ちな(笑)私に石鹸ストックが十分すぎるほどあるのは当然です(開き直り大好き)。

 

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画像はイメージですが我が家の洗面台にあるものをディスプレイしたらこんな感じになるかも。実際に家にスタンバイしているのは、

牛乳石鹸(青箱)

花王ホワイト

さくらせっけん*2

タマノハダせっけん

京都俵屋旅館せっけん*12

・・・以上です。

このラインナップ見て、何も思わない人も多いでしょうけど、石鹸好きな方々なら、「ミーハーな買い方してるな」と気づかれるでしょう。ハイそうです。みーちゃんはーちゃんです!

 

いま浴用で現役中なのがコレ↓  柿渋せっけん

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汗ばむ季節になり、数週間前におろして使っております。

シャキシャキした泡、洗い上がりなので好きですよ。柿とか渋のにおいは、しません。泡立ちがよくサッパリ流せます。

 

が、昨夜、使用中にこうなりました。イスラフェル in エヴァ

 

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割れたんです。タテに。

アボカドをタテに分割した感じ。

 

一つの石鹸を使い切って、その役目に感謝しつつ次にどの石鹸を使おうかな♪と悩むのが幸せの一つなのに・・・次の石鹸までの道のりが2倍になりました。こんな悩み方したいわけじゃないのに・・・

 

 

 

こういうことかな

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「晴れたらやりたいこと」みたいな始まり方ですけど・・・

ちがう、大学受験で求められてる力についてのハナシです。

 

前回の記事で、「学力の裏側にある力」って書きました。我ながらあいまいな書き方だなと思って、少し詰めて考えました。すると・・・

 

「思考コード」だって!!

よい記事を見つけることができました。これも考えたおかげですね。ただ生きてるだけではなかった、この一日。

 

この「思考コード」というのはもともと中学受験の作問意図を探るために用いられることが多いらしいけど、これを大学受験に落とし込むとあの例の、学力の裏側にある力がわかってくると思う。

ちょっと粗くまとめてみると・・・

Aレベル=知識・理解で答えが決まるレベル。

Bレベル=その知識を応用し、出題者からの問いに対して論理的に答えをまとめられるレベル。

Cレベル=知識理解・応用・論理性に加えて、答案作成に批判的精神や創造的発想力が求められるレベル。むろん、Cレベルの方が難問・難関とされるところで狙われる。

 

これまでの勤務経験からすると、Aレベル段階で四苦八苦してる受験生が圧倒的に多くて、「なんとかセンターまでには良い判定にしたい」とか「校内テストや模試ではよい成績なのに(ダメダッタ・・・)」とかいうタイプ。親子ともども苦しい期間が長く続き、悲しみや辛さもある。Aレベル段階での習熟をいち早く成し遂げるには、実は「自分はどういう人間で、やる気を起こさせるには自分自身をどうコントロールすればいいか」を理解することが必要。一日8時間勉強しても、無意味とはいわないけれど、自分を知ることによって得られる結果が全然違ってきますよ。世間知らずな感じのお子さんだと、このあたりの自分改革から時間がかかるかもしれません。

 

Aレベルに到達しているがBレベルで苦戦している受験生は、「センター逃げ切りで国公立大学に合格」とか「私大進学」という道が残る。

国公立大学のなかには、センター試験での得点比率>個別試験での得点比率というバランスになっているところがあって、しかもその個別試験というのが3科目以上だったりするとなかなかみんな個別試験で得点しにくいものだから差が生じにくく、センター得点が高い受験生の方が圧倒的に有利になっちゃう。記述力に自信を持てない受験生が狙うサバイバル法ですね。でもこれだって立派な作戦なんだけど、なんだけど・・・本来ならこの時点で養成しておくべき力をつけていないっていう点で、残念な感じがちょっぴりする。

 

Cレベルは、たとえば英語の長文を2題読ませて、そのどちらかの意見に賛成または反対を表明させ、そのどちらにも言及されていない理由や具体例を自分で考えて、英文で述べさせる・・・こういう感じの出題で試される力。長文2題読むのにヒイヒイいってるようじゃ苦しいな~しかも自分の答案作成の材料をまっさらに自力で探さないといけないし。「思考」ですよ。

 

センター試験改革は別にしても、大学側が既に工夫をこらして「学力の裏側にある力」「これからの教育・社会で必要な力」を探ろうとやってるんですね。この動きは、受験生泣かせではあるけど、とっても良い傾向だと思うんです。知識だけなんとなく詰め込んで、形式だけに慣れてきて、それ以外の目新しい出題に対しては無策!無力!ってなると、それは大学受験じゃなくても、”次世代の大人”としてヨワクないですか??

 

 

 

 

 

 

 

センター試験の英語が変わるからって

センター試験の英語について。

平成20~23年度の4年間は、現行のセンター試験と民間検定試験を併用して、これが浪人救済策になるとのこと。で、評価方法に両方を使うか、どちらか片方を使うかは各大学が決めるとのこと。

 

ニュースサイトでしばらく見守っていたら、けっこう批判的なコメントが多くつくんですね。でもこれ、実は一昨年あたりからすでに実施されていることです。「負担が増える!」「無駄だ!」って言うのは、大学受験から離れている人ばかりなり・・・かな・・・(この辺すこし失礼な感じを与えるかもm(__)m)

 

このテーマについては何回かに分けて書かないといけないと思う。そうでないと、大学受験についてよく知らない人が、知らないせいでこれからの勝負制度に対して「無駄に」アンチな意見をもってしまうかもしれない。そう、知ってさえいれば、各所のコメントでよく見るような、感情に走って好悪のみ示して終わりっ!・・・ていう「日本人らしさ」が変わるんじゃないのかな。

 

ともあれ、民間検定試験を大学入試の評価法の代替にすることはすでに実施されています。勤めていた塾・予備校でも、特に国際系学部を志望する生徒さんは、6月くらいからもう、大学入試センター試験のほかに、自分の志望大学が評価方法に入れている民間検定試験を受験し高スコアをとれるよう備えをしていました。

 

「受験生の負担が増える!」っていうコメントに対して、特にお知らせしたいのは、受験生という生き物は、自分が志望大学に合格できる可能性が増えるのなら頑張れるという心理を持っていることです。「ああ・・・なんかわかるわ」という大人もいると思いますよ。

 

必要になるかもしれないからやっておく。やるなら可能な限り良いスコアをとりたい。これってしごく健全な思考・行動だと思う。社会に出ても活きると思う。

 

むしろ、センター試験一発勝負にこだわってしまい、「英検なんか時間の無駄!それより単語覚える!」的な潔癖を示すことの方が、不健全な気がする。うまくいくのか、失敗するのか。一発勝負が好きだというギリギリな人生を歩みたい人もいるかもしれないけど、大学受験って「自分が自分の力で自分の人生を決定できる、ほぼ最後のチャンス」の側面もあるからね。そんな重要な場面で、リスクしかないやり方をするのは、「この子、博打人生だね・・・怖」てなるよ!

 

今回の変更は、世間があわてるほど急なものではないです。今後数年間の高校生は、部活やバイトに明け暮れてたりしないで、もしマジで大学進学したいのなら、今から大学受験で求められている力(それは必ずしも学力・・・ではない。学力の裏側にあるものです。)をよく考えてみよう。もちろん、周りの大人も、妙な懐古趣味に走らないで(共通一次は・・・的なコメントのことね)、今から高校生が身に着けておくべき力(それは決して動画投稿で稼ぐこととかドラマや映画にはびこる恋愛スキルではない・・・)を一緒に考えてあげよう。

 

また続きます♪