大学受験と自由英作文。

受験生と、受験生を支える人を応援してます

これから浪人する人へ・3

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「〇大学受験ならこうあるべきなんだ」とか「△大いくには◇(教材名)使ってちゃ間に合わないですよね」とか、結果を出す前から半可通なことを言ってはいけない

 

確かに、「東大式ノートのとりかた」といった文言には魅力、パワーがあるけど、それは結果として東大合格した人がやっていた方法を集めたにすぎない。

サイドバーに自分の感想やメモを書き込む、色数を多く使わないといった、とても参考になることもあります。

 

しかしまず先に、浪人する人は自分の勉強に対する姿勢を改めよう。

 

時間をただかけているだけの人が、どんなきれいなノートをとっていても無意味だ。

自分のなかに、敗者の原因があると謙虚に考えよう。

 

 

シス単で英単語を覚えてネクステで文法を覚えればなんとかなると思う。

 

数学はパターンを覚えればとりあえずセンターはとれると思う。

 

国・社はセンター直前に集中してやればなんとかなる教科だ。

 

 

こんなことを考え出したり言い出したりした時点で、次の受験での失敗が濃厚です。「~すればなんとかなる」は自分の首をしめるタイプの楽観です。

 

 

浪人しそうなお子さんをもつ保護者の方で、前述のようなセリフを聞いたことがある方は、すみやかに親子会議を開くべきです。

 

お子さんが実はどんな人間なのか、どんな逃げ方をしてしまうのか。これを保護者は話し合いましょう。

 

受験で成功するには自己の攻略が必要です。最初からよく出来る人は、最初から自己の攻略がうまくできていて、それゆえに努力の「選択的集中」がうまくいくのだと思いますよ。

 

 

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これから浪人する人へ・2

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志望校を固めすぎないこと。
 
浪人するにあたって、モチベーション維持のために志望校を決めるのはよいこと。
たいてい予備校では志望別にコース分けがなされるので、志望校ゼロの状態で浪人生活を始めるひとはほとんどいない。
 
ところがなかには、志望校への固執が強すぎる人がいます。春にはそう大きな障壁にはならないのですが、夏以降の時間を有効に使えなくなり学力が伸び悩み、秋以降も学力の増進ペースより志望大学への熱意の方がつよいまま、自身の立ち位置を冷静につかめず二度目の失敗につながるケースが多いのです。
 
 
妥協を許さぬピュアな受験生。
10代後半にとっては良いフレーズに聞こえるかもしれません。大人からすれば失敗要因にしか聞こえません。
 
むろん、日々の学力増進のために妥協せず上手に自分の時間を使うのは大切なこと。
しかし一方で、自分が出来るところ・出来ていないところを客観的に見つめる現実的な目をもつことも大切です。そのためのツールが模試であり、判定のCとかDとかEに腹を立てるのはピュアすぎるお子様のやることです。
 
浪人すると決めたこの春、まず志望校選定に幅をもたせてください。自分のマックスレベルだけを探りにいくのではなく、浪人の一年を与えてよい「目標群」を設定してください。
 
時が経ち、学力が充実してきたらその目標群の底上げをすればよいのです。もし夏以降に自分の立ち位置を考えてみて、有利な状況じゃないと判断すれば、その目標群を下に、または水平方向に(他学部を検討すること)広げていくこと。
 
 
「ここじゃなきゃ嫌だ」は、充実してきた学力の裏付けがあってこそ言えること。裏付けがなければ、お子様の駄々です。学力以前に内面的な理由において、大学生になれないのも当たり前なのかもしれません。
 
 
 
パワーユアライティングで、ゴールを意識した勉強を続けよう。
 

  

 

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これから浪人する人へ・1

 

 

 

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どんなに模試成績がよくても、どんなに長時間勉強していたとしても、出願した大学に合格できなかった人はいます。野球に限らず、受験においても「不思議の勝ち」があります。不合格だった人たちは、健全に立ち直って次のシーズンに備えましょう。
 
 
さて、浪人するにあたって、宅浪や家庭教師、通信教育のみで過ごすのは絶対にやめましょう。
 
経済上の理由がある人もいるでしょうが、予備校の授業料を出せるという前提でここから話を進めます。
 
 
 
大学受験を成功させるためには、本人の学力アップもさることながら受験生本人を客観的に、定点的に見る人間が必要です。そしてそれは親でない方がよいのです。
 
 
勉強時間や態度、模試の成績推移を受験生本人が気にする以上に、親も相当神経質になりがちです。そしてその神経質な気分をきっちり子供=受験生は感じ取ります。さらに親がそれについて注意喚起しようと口にしようものなら、同族嫌悪の心理もあって受験生はなかなか素直に聞きにくいでしょう。
 
 
 
受験生本人が落ち着いて勉強し、秋以降の冷静な受験大学選定に素直に、バイアスなしで向きあうためには、第三者の目が必要です。宅浪や家庭教師(往々にして教科面の対応のみ。アルバイト講師に受験校選定の助言まで期待するのがムリというもの)、通信教育にはこの最終盤に向けての強力な指針が十分にありません。
 
 
 
ぜひ、どこかの予備校に所属してください。
でも大手だから、という理由で予備校を決めてはダメ。
 
受験生本人が落ち着いて勉強できる環境か、またそうした環境をつくろうとスタッフ努力しているかどうか、さらには保護者の、この先増進するのが明らかな不安に一緒に向きあってくれるスタッフかどうか、確かめるべき項目はたくさんあります。面倒がらずに体験授業や学校説明会に出向きましょう。
 
 
 
いま浪人が決まった受験生は視野が狭く短観的になりがちです。若いんだからある程度しかたないけど、自分だけで予備校を決めてしまって、数日後に家に突然に振込用紙が送られてくる→親ビックリ・・・という事態は、健全な物事の進め方ではありません。すでにそこに異常な運びが見られ、それはつぎの受験での失敗を予感させるに十分です。受験生にとって大事なイベントであるなら、周囲の大人を正しく巻き込んで自分に協力してくれる態勢を築くのが賢明なやり方です。受験生の親もこのことを心に留めておいてください。
 
 
 
 
 

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2018年度入試 私立医学部ちょっと感想

私立大学の定員厳格化がニュースになってるけど

私立医学部は補欠繰り上げ合格が動き始めた

 

 

このあと国公立大学前期の発表があるので

補欠番号が若い人は待ちましょう

そうでない人は、念のため次年度のため勉強を続けましょう

 

 

なにぶん同じ顔触れが複数の大学で合格をさらっていっているので

受かる人は受かるし、受からない人はどこも受からないという

現象が起こる。受かる体質になるためには学力をあげるしかない。

ひたむきさは必要だけど、そのひたむきさは

学力の裏付けがないと報われない

 

 

受験する回数の多寡にかかわらず、学力が如実に結果に反映される

 

むろんどこかの大学のある受験日に生徒のピークが重なれば

下馬評では苦戦が予想された生徒でも、たったひとつでも

合格を手にしてその大学へ進学できる

 

 

 


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【2018年度入試はこれがくる・3】コンビニの24H営業 見直し

 

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国公立大学前期試験まであと一週間!がんばるぞ!
 
今回のテーマは【コンビニの24H営業見直し・営業時間短縮】についてです。もしかしたら、文系学部で後期試験が存在する大学では(特に小論文があるところは)そこで出題される可能性もあります。前期試験が終わっても後期試験まできっちり準備をやりとおしましょう。
 
発想のヒントや論理展開の材料に役立てるため、ぜひ以下を読んでおきましょう。
 
(1)経済上の影響
コンビニでは多くの人が、今すぐ必要なもの(things needed right now)にくわえてちょっとしたもの(unnecessary things)も買うので、営業時間が短くなると(in a shorter operation time)人々がお金を使わなくなるだろう(people will use less money)。
コンビニでは新商品が多く置かれるのでより多くの人に見てもらい買ってもらうことを望むが、営業時間が短縮されると販売促進のチャンスが縮小されてしまう(chance of promotion will be slight)。
 
 
(2)生活への影響
コンビニは店舗数が多く歩いて行ける距離にあることが多いので、なにかを買い忘れた時も買いに出かけやすい。例えば年賀状や葬祭関連の封筒などは、いつも家にあるとは限らない(people don't always have newyear's cards or envelops for a funeral ceremony)のでコンビニに買いに行くことができるのは便利だ。
 
 
(3)治安への影響
夜間に照明がついて人がいる店があれば、なにか事件が起こった時でもすぐに助けを呼ぶことができ安心できる。また、子供が塾から帰ってくるとき、明るいコンビニがある通りをいった方が安心できる。
 
 
(4)従業員や労働環境への影響
深夜勤務は時給が高いことが多いが、24H営業をやめると稼ぎたい人にとってはお金を稼ぎにくくなる(it will be harder for those who want more money to earn)。奨学金を得ている大学生のなかにも(some students who get a scholarship)授業のない夜間に働いてお金を稼ぎたい人がいる。しかしそうした学生にとって、より時給のよいアルバイトを探さなければならなくなる。また、労働人口が減少しつつあり、深夜時間に働く人を募集してもすぐには集まらない。少ない人数で深夜時間の営業を行うことは負担が大きい。

 

 

パワーユアライティングとこのブログが受験生の力に役立ちますように!

 

 

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