大学受験と自由英作文。

受験生と、受験生を支える人を応援してます

これから浪人する人へ・1

 

 

 

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どんなに模試成績がよくても、どんなに長時間勉強していたとしても、出願した大学に合格できなかった人はいます。野球に限らず、受験においても「不思議の勝ち」があります。不合格だった人たちは、健全に立ち直って次のシーズンに備えましょう。
 
 
さて、浪人するにあたって、宅浪や家庭教師、通信教育のみで過ごすのは絶対にやめましょう。
 
経済上の理由がある人もいるでしょうが、予備校の授業料を出せるという前提でここから話を進めます。
 
 
 
大学受験を成功させるためには、本人の学力アップもさることながら受験生本人を客観的に、定点的に見る人間が必要です。そしてそれは親でない方がよいのです。
 
 
勉強時間や態度、模試の成績推移を受験生本人が気にする以上に、親も相当神経質になりがちです。そしてその神経質な気分をきっちり子供=受験生は感じ取ります。さらに親がそれについて注意喚起しようと口にしようものなら、同族嫌悪の心理もあって受験生はなかなか素直に聞きにくいでしょう。
 
 
 
受験生本人が落ち着いて勉強し、秋以降の冷静な受験大学選定に素直に、バイアスなしで向きあうためには、第三者の目が必要です。宅浪や家庭教師(往々にして教科面の対応のみ。アルバイト講師に受験校選定の助言まで期待するのがムリというもの)、通信教育にはこの最終盤に向けての強力な指針が十分にありません。
 
 
 
ぜひ、どこかの予備校に所属してください。
でも大手だから、という理由で予備校を決めてはダメ。
 
受験生本人が落ち着いて勉強できる環境か、またそうした環境をつくろうとスタッフ努力しているかどうか、さらには保護者の、この先増進するのが明らかな不安に一緒に向きあってくれるスタッフかどうか、確かめるべき項目はたくさんあります。面倒がらずに体験授業や学校説明会に出向きましょう。
 
 
 
いま浪人が決まった受験生は視野が狭く短観的になりがちです。若いんだからある程度しかたないけど、自分だけで予備校を決めてしまって、数日後に家に突然に振込用紙が送られてくる→親ビックリ・・・という事態は、健全な物事の進め方ではありません。すでにそこに異常な運びが見られ、それはつぎの受験での失敗を予感させるに十分です。受験生にとって大事なイベントであるなら、周囲の大人を正しく巻き込んで自分に協力してくれる態勢を築くのが賢明なやり方です。受験生の親もこのことを心に留めておいてください。
 
 
 
 
 

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