国公立大学前期試験まであと一週間!がんばるぞ! 今回のテーマは【コンビニの24H営業見直し・営業時間短縮】についてです。もしかしたら、文系学部で後期試験が存在する大学では(特に小論文があるところは)そこで出題される可能性もあります。前期試験が終わっても後期試験まできっちり準備をやりとおしましょう。 発想のヒントや論理展開の材料に役立てるため、ぜひ以下を読んでおきましょう。 (1)経済上の影響 コンビニでは多くの人が、今すぐ必要なもの(things needed right now)にくわえてちょっとしたもの(unnecessary things)も買うので、営業時間が短くなると(in a shorter operation time)人々がお金を使わなくなるだろう(people will use less money)。 コンビニでは新商品が多く置かれるのでより多くの人に見てもらい買ってもらうことを望むが、営業時間が短縮されると販売促進のチャンスが縮小されてしまう(chance of promotion will be slight)。 (2)生活への影響 コンビニは店舗数が多く歩いて行ける距離にあることが多いので、なにかを買い忘れた時も買いに出かけやすい。例えば年賀状や葬祭関連の封筒などは、いつも家にあるとは限らない(people don't always have newyear's cards or envelops for a funeral ceremony)のでコンビニに買いに行くことができるのは便利だ。 (3)治安への影響 夜間に照明がついて人がいる店があれば、なにか事件が起こった時でもすぐに助けを呼ぶことができ安心できる。また、子供が塾から帰ってくるとき、明るいコンビニがある通りをいった方が安心できる。 (4)従業員や労働環境への影響 深夜勤務は時給が高いことが多いが、24H営業をやめると稼ぎたい人にとってはお金を稼ぎにくくなる(it will be harder for those who want more money to earn)。奨学金を得ている大学生のなかにも(some students who get a scholarship)授業のない夜間に働いてお金を稼ぎたい人がいる。しかしそうした学生にとって、より時給のよいアルバイトを探さなければならなくなる。また、労働人口が減少しつつあり、深夜時間に働く人を募集してもすぐには集まらない。少ない人数で深夜時間の営業を行うことは負担が大きい。
2017年、これほどの賛否両論ワードは他に思いつきません。 おもに外国からの観光客に、ふだんは自分が居住している家や部屋を一時的な宿泊(for a contemporary stay)のために貸し出す。初期費用(initial cost)が抑えられるし宿泊利用の際に発生する料金・キャンセル料率・約束ごとは全部自分が考えなくてもいい。民泊をあっせんするサイトを介してスムーズな契約ができます。英会話ができなくても大丈夫で、むしろ泊りにきた外国人とカタコトでも会話して(talk with foreigners in broken English)、ちょっとした海外交流も味わえる(enjoy)。利用する外国人観光客もホテルチェーンの画一的なサービスではなく、よりリアルな日本人の生活が味わえるというので、良いことずくめに思えます(it seems completely good)。 それなのになぜ、賛否両論なのでしょうか?民泊のデメリットや懸念材料は何でしょうか? 反対派が根拠とするものは、周囲への影響(the effects towards other people)です。ホテルとは異なり(unlike hotels)、民泊の場合、貸し出している部屋・建物の周囲には一般の住民が暮らしています。いつもの土地でいつもの平凡な生活を送っている人たちです。この人たちに民泊に完全な理解があると思い込んではいけません。もし宿泊している観光客が騒いだり(become noisy)ゴミを不法に出したりすると、民泊というシステムだけでなくそれを行っている住民に対して批判が起こるのも当然です。これがきっかけになって(it can trigger )近隣トラブルが生じるかもしれません。地域全体が問題を抱えることになるかもしれません。民泊を始める前、住居部分の準備をするより先に、周辺住民の理解を得る(reach a full agreement)ことがなにより重要でしょう。たとえ一軒家を貸し出すとしても、近隣の住民や自治体に事前に相談しておくのが思慮深いと思います。 どんなに細かくルールを決めてあったとしても(how many strict rules may be set beforehand)、そして外国人観光客がそのルールをしっかり守ってくれるとしても、問題が何も起こらないという保証は存在しません。何かが起こる前にしっかり意思疎通しておくことが重要です。よいことも悪いことも可能性として存在するので、悪いこと/悪くなるかもしれないことを優先的に解決していく姿勢が必要です。 2/25に、国公立大学前期試験で、どこかで出題されるかもしれません。出くわしたら上述のように論理展開してみてください。パワーユアライティングが皆様の一助になりますように。