自由英作文から逃げられない時代

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やっぱり出ました「防犯カメラ」@大学受験の自由英作文

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おりを見ては入試分析をしております。

2018年度入試(前期)において、名古屋工業大学

自由英作文で「防犯カメラ設置についての賛否」が

出題されました。

既に早稲田大学でも出題されています。

当ブログでも過去のエントリーで発想について書いております。

 

やはり、自由英作文の攻略は、ひろくトピックに当たって「考えて、整理して書く→他人に読んでもらって直すべきところを直してもらう」という訓練が決め手ですね!

 

今回は賛否両方の答案例を考えてみたいと思います。

 

まず、出題はこちらです。

 

防犯やテロ対策のために、最近、多くの場所に防犯カメラ(security cameras)が設置されるようになりました。一方で、プライバシーの観点から、防犯カメラを増やすことに反対する人もいます。あなたは、防犯カメラの増設に賛成ですか、反対ですか。理由をあげて60~80語の英語で記しなさい。

 

 

賛成サイドの構想は、こういう風に作ってみました。

(1)街に多くの防犯カメラがあれば、トラブルや事故が起こった時に正確な分析ができる。

(2)今後の予防にも役立つ。

(3)もし防犯カメラがなかったら、困る場面もある。

I am for there being more security cameras in the town, because they can be used for accurate analysis when some trouble or traffic accident happenes.  Accurate analysis will be necessary in deciding which side is to blame at what rate.  If a traffic accident happens where there is no security camera, people involved in it will have to discuss the responsibility, which will probably become an annoying discussion.  

 

注意すべき文法事項は、

前置詞forが形容詞的意味「~に賛成して」を持ち、その前置詞の目的語としてThere is S 構文を動名詞化してあります。見慣れない形ですが、There is S構文は、動名詞不定詞・分詞に変えることができます!

さらに、交通事故などでどっちが何割・・・という状況を間接疑問文にします。

つぎにこの答案を書き始めた時には先行詞も書いていたのですが語数がオーバーしたので関係副詞whereの先行詞を含む句を省略しました。関係副詞ならではのテクです。

最後に非制限用法の関係代名詞 , whichを用いています。このwhichの先行詞は、前の節(people involved in it will have to discuss the responsibility)です。非制限用法の活用は自由英作文攻略の要です!

 

 

反対サイドはこのように組みました。

(1)確かに防犯カメラが役に立つこともある。

(2)しかし防犯カメラが多いと、そこに住む人々のなかにはつねに監視されていると感じる人もいるだろう。

(3)彼らはそれによりストレスを感じるだろう。自分の家の近くでつねにストレスを感じるのは嫌なことだ。だから増設には反対。

Certainly security cameras are helpful, but if the number of security cameras is too big, some of people who live in the place there are many security cameras will feel always watched.  They may feel stressed every day.  It is annoying to always feel stressed near one's own house so I am against increasing the number of security cameras in the town. 

 

注意すべき文法事項は、

冒頭の「なるほど確かに~だがしかし・・・」Certainly ~ but・・・は鉄板表現。

feelは第二文型になり、その補語に分詞watchedを置くと「監視されていると感じる」が表現できます。

最後は前置詞againstに形容詞的意味「~に反対して」を持たせて、その前置詞の目的語として「~の数を増やす」increasing the number of~ をつなぎます。

 

 

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大阪大学2018年度入試の英作文出題について、そして私立医学部入試はどうなればいいのか(その2)

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前回更新からまた間隔が空いてしまいました。

それでも合間に多くの方に読んでいただけて、とても励みになります。

今回はまず、大阪大学2018年度前期入試で出題された自由英作文のお題から。

 

 

 

 

人生、誰しも失敗がつきものですが、あなたはこれまでどのような失敗を経験し、そこからいかなることを学びましたか。最も印象的な事例を具体的に1つあげ、70語程度の英語で説明しなさい。

 

 

 

大阪大学のこの出題から、何を読み取りますか?

私は、日本人の国民性について考えを馳せました。

というのは、どんな事件・事案においても、

犯人捜しで終始してしまう日本人の国民性を

変えていかないといけないなあと思わせる出来事が

この夏多くあったからです。東京医科大の入試点数操作

その一つです。

 

今回の事件で問題になっているのは2つ。

 

 

 

(1)文科省職員の息子を、業務上知り得た人脈を利用し(意図がどの段階からあろうとなかろうと、不正と受け止められる余地があるものだとハナから用心深く考えることをしなかった)、私立医科大に合格・入学させていたこと。

 

(2)ことは東京医科大や入試制度上の問題だけではない。日本という国における女性医師のキャリアパスを根本から見直す必要が明らかになったこと。

 

 

(1)については捜査当局が問題の本質を

ハッキリさせる責任があります。どうか、

手心ある追及に終わってしまいませんように。

(2)こそは、国民全体で考え抜いて、現実的な

解決策を求め始めなければならないと思います。

たとえば女子部・男子部と分けて入学者を募集すること。

たとえば女子大医学部を設置すること。

 

 

医師の働き方として、現状が結婚・出産・育児・介護を犠牲にしないと成立しないとみなされるものならば、女性医師が男性医師と「同じ」働き方をするのではなく、女性医師が女性の働き方の一つとして持続可能な働き方を作り出すことが現実的に必要な解決策となるでしょう。そしてそれはまた、医師だけではない、女性労働者全体の責務でもあります。

 

 

 

専門職の労働人生をかたちづくるうえで、

男子大学・女子大学と区分することは重要な意味が

あると思います。(これを差別という人は、言葉遊びに

酔っている人です。)

女子だけの学部生活の間に、女性医師としての働き方を考える。

実社会に出て実践しさらに模索しうまくいかないところは

修正したり改善したりする。

知識や技能習得のためだけの6年間ではありません。

女子学生の方は、ここを勘違いしないでください。

 

 

 

いずれ、すべての科を女性医師で回す

ビルクリニックも出てくるでしょう。

時短勤務にするため、産休・育休体制を組むための

実務上のコツや、チーム医療をスムーズに行うための

連絡ツールなどの開発・・・

いまの日本の女性にできないはずはありません。

 

 

 

男性医師は、これまで母や妻という女性労働力に甘えてきたから今のような働き方を作ってしまった失策を反省すべきでしょう。

その構造を恥じて見直す時期です。

「女子受験生不利は必要悪」と開き直るなんて、無能無策の証拠です。

 

 

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では私立大医学部入試はどうなればいいのか・1

 

 

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今回は久しぶりの更新となります。

教育関連産業は、夏・冬が繁忙期なので更新が遅れておりました。

 

東京医科大学の大学側の不正入試についてさらに続報が出ています。

 

 

 

 

 

 

 東京医科だけに限った話でないのは確実で、KZ医科大のAO入試においては大学病院勤務医の子女それぞれに対して学力試験の合格ボーダーが事前に提示されています。子女が何浪かは関係なく、親の大学中枢に対する距離で6割や7割と、各子女に「割り当て」られます。本人たちもその合格ボーダーは知らされていて、「割り当て」られたボーダーに達するべく、メディカルラボといった完全個別を謳う医専予備校で勉強し、クリアできれば面接はほぼ顔パスで合格・進学へ・・・という流れです。ちなみに合格発表日より前に本人には親経由で合格が伝えられます。

メディカルラボあたりはこういうのを「医学部受験情報」と呼んでいるのでしょうね。

 

 

 

大手予備校などで発表される合格ボーダーとは異なる数値目標なので、そりゃ一般の大手予備校なんて行けませんよね・・・ひそかに完全個別でやらないと「あの人全然出来ないのになぜ?」と周囲から疑惑を招いてしまいますものね・・・

 

以前からこのKZ医科大は胡散臭く、医学部のみならず、親が医師である看護学部受験者に対しても「面接の評価よくしといたよ」などと合格発表前に親経由で伝えられることも明らかになっています。この医科大内部も、医専予備校も相当タガがゆるんでいますね・・・そのズレが一種の「選民思想」を形成してしまっているのでしょうね。

 

今回は少しぶっちゃけた感じの内容になりました!

以降は次回の記事で書きます。

次回は大阪大学自由英作文についてお話するつもりです!

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