誰もが知っている英単語のひとつ because ですが、その正確な使い方ができていない人が多い。というより、使い方に制約があること自体、知らない人が多い。
大学受験の自由英作文において、主張の理由・根拠を示さないことはまずありえません。そこで接続詞becauseの登場ですが、英文法すなわち英文構造の設計図を引くための知識が不足しているために、Because SV ~.とやらかしてしまうケースが多いです。
会話体であればBecause SV ~.は許容されます。しかし自由英作文答案は「書きもの」として整った体裁にして見せないといけないので大文字 Because から始まる単独の一文にしてはいけません。なぜか?
なぜなら because は 従属接続詞だからです。becauseという英単語に「なぜなら~だからです」という日本語の意味だけあてはめておしまいにし、その英単語が文中で果たす品詞機能まで理解していないから、Because SV~.というミスが出てしまうのです。
会話体でBecause SV~.が許容されているだけに、書き答案で減点されても「エ? 意味わかんねー(# ゚Д゚)」ってなるかもしれません。becauseが正確に使えるかどうかは、書いた人の英文構造設計力の有無が如実に知れてしまう、恐るべきポイントなのです。
では because の正しい使い方はなんなのでしょうか。従属接続詞なだけあって、メインの節のあとに、すんなり小文字becauseで節をつないで使ってやればいいのです。従属なんで、筆頭に躍り出ることはできないヤツなんです。
なじみ深い英単語である because で痛い目をみるのは嫌ですもんね。正確な使い方を肝に銘じておきましょう!
SV~. Because SV・・・.
はダメ、絶対!
SV~ because SV・・・. にする!
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