大学受験と自由英作文。

受験生と、受験生を支える人を応援してます

地方在住の高3へ・国公立大志願者が陥る罠

f:id:happy_money:20200303173951j:plain

 

 

 

まだまだ2020年度入学者選抜は

続いています!

今回は、例年 受験生を見てきて

「アーこれはまずいな」という

ケースについて触れていきます。

保護者の方にもぜひ読んでほしい!

 

 

 

 

 

 

今回書く「地方在住の

国公立大志願者が

陥りやすい罠」は

私立大学の併願についてです。

 

 

 

 

 

地方在住の国公立大志願者は、

えてして併願する私立大学の

カテゴリを見誤りがち。

本来の実力から離れ(すぎ)た

偏差値帯の有名私大を

それも前期のみ出願し、

「ダメなら国公立一本勝負」

とウソぶき開き直る。

 

 

 

 

これに対する処方は以下のとおり。

私立大学は上下のレベルを

幅広く受験すること。

MARCHのみ水平的に網羅して

受験するのは、私立大専願者の

やること。

国公立大志願者(特に地方在住で、

全国レベルで見て中堅学力層)は、

セーフティネットを確保するために

MARCHより下位とされる、

「大学研究をしていない」受験生に

とってはその名を聞いたことが

ないような大学も出願先に

入れるべき。

 

 

 

 

 

地方在住の高校生はほぼ間違いなく、

大学研究をしない。受験市場を

知らなすぎる。ひょっとしたら

「こんな田舎の大学になんて

誰も受けに来ない。親も地元に

しておけって言うし、

地元なら楽勝」

と思っているフシもある。

世間が狭いのだ。

 

 

 

 

 

 

2020年度入試なんて、

地方国立大学より地方公立大学

非常に高倍率になったのだ。

倍率をみて判断するのは

素人のすることだが、

地方受験生にとっては

高倍率は恐怖そのものだ。

 

 

 

 

 

 

繰り返すが、国公立大志願者こそ、

併願する私立大の吟味を

しっかりやるべきだ。

名のある大学よりも、

「へーそんな大学でも自分が

学びたいことができるんだ」

という大学に出願して

おくべきだ。

国公立大前期試験までに私立大の

合格がゼロという状態は、

受験生と保護者のメンタルを

大きくえぐる。

たとえ一つでも、

そこが第一志望でなくても、

合格があると大きな励みに

なってくれる。

 

 

 

 

 

 

もし私立大学一般前期で

全敗しているなら、

どうすればよいか?

まだ出願できる私立大学はある。

いわゆる3月入試だ。

ネットや大学HPで発表される

合格最低点などのデータを見て、

「これ無理」とあきらめては

いけない。

一般的に公表されているデータは

前期試験のものだ。

後期入試や3月入試での合格は、

発表されているデータより

下回っている学力層から出るのだ。

 

 

 

 

 

 

 

本当に「国公立大一本勝負」で

挑んでいる受験生もいる一方で、

したたかに戦略を立てて

「無収穫を避けられる勝負」

することにも意義がある。

名前も知らない大学しか

合格しなかったとしたら?

その時こそ、浪人するか

進学するかを現実的に

考えればよい。

浪人するなら、次回の受験では

「昨年合格したあの大学より

上に合格したい!」と目標を

より明確にできる。

進学するなら、自分の受験で

納得いかなかったところを修正して、

次のステージで活かせばよい。

 

 

 

 

 

 

 

現実と理想のギャップを

どう埋めていくか。

大人は学習して対応して

そのギャップを小さくしていけるが、

ガキはできない。

どちらになりたいか?

 

 

 

 

今年も多くの方にご利用いただきました。

次の受験への準備はすでに

始まっています。

大学受験のテーマ英作文添削は

パワーユアライティングで決まり!

 

 

 

いつもご覧いただきありがとうございます!

バナーを押していただくととても励みになります!

 

  にほんブログ村 英語ブログ 英語ライティングへ
にほんブログ村