自由英作文から逃げられない時代

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「親」力と、「子」力。

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今日はちゃんと自由英作文へと話がつながります。

すこし長くなりますがお付き合いください。

 

さてこういった発言はここ数年来、沸いては消えていますね。

headlines.yahoo.co.jp

 

で、産めば産んだでいろいろあって、凄惨な事件になるケースも。

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そもそもこうした発言や議論に、第一の当事者である女性がかかわってくることができているのかな?二階氏は、つねに国の行く末を考えていないといけない立場だから、どうしても「産めよ殖やせよ」式の思考で動くのは仕方のないこと。彼の価値観を育ててきた時代の文脈や環境も原因にあるかと思います。でも現実問題として、女性はこれまで各時代の出産・育児をどうやって乗り越えてきたのか、参考になる意見がきっとあると思うのですけどね。「〇〇を語る会」ってしないと女性の意見は聞かれないのかな。

 

それでもやっぱり、産みたくても産めないケースもあります。

医学的に難しい場合。性格的に難しい場合。経済的に難しい場合。

タイミング的に、いわゆる妊娠・出産に適しているとされる時期に相手に巡り会わなかった場合。私が考えられないだけで、他にもあるでしょう。

「産まない」決断は自分勝手・・・とは言い切れないのです。

 

 

一方で、子供を産むと自分の前に新しいステージが展開されます。

自分が自分の人生に責任を持つ人生にくわえて、自分が子供という他者の人生に責任をもつのです。

これを嫌う人も、いるかもしれません。でもそれは、自分勝手だと決め付けられません。

ある意味、先を見越すことができていて、「自分には子供の人生に責任を負うことはできるかな?難しいと思う・・・パートナーと相談して、子供を持たないことに決めました」という流れができていれば、それは立派な「親力」の発動といえるのではないか」?

 

  • 親力・・・なんと名づければよいでしょうか?「おやりょく」「おやぢから」?
  • 子力・・・これは「こぢから」が自然かな?

 

ハイ、勝手に私が名づけました。

親力のほうはだいぶん長い間、育児分野でなじみのある単語になったかと思いますが、子力のほうは初見でしょうね。

 

親力は、子供の人生に、子供が大人になってからもまっとうな人生を歩めるように責任を負える力。これが備わっていれば、しつけの一環として身体をたたくことと、暴行虐待との区別がしっかりできます。区別ができない、親力が低い親がしつけと称して虐待をします。周りから見れば暴力、殺人未遂なのに。

その子供が大人になってまっとうな人生を歩めなくなるほどのしつけなんかあるわけがない。

 

でも子供のほうも、無邪気に無防備に親の愛情を受けていられるかというと、そうでもない。小学校入学までは愛情にどっぷり浸かっているべきですが、小学校から高校までの子供期間は、二者択一のすっきりした単純世界から移行し、多くの視点からああでもないこうでもないと考える思考回路を導入してください。世の中の危険なことに対して警戒し、理不尽なことに対して疑問をもちつつも乱暴に怒るのではなく、どうしてそんな理不尽が世の中に存在するのかを考えてください。どうしていじめをしてはいけないのか?どうしていじめはなくならないのか?自殺する人としない人がいるのはどうして?どうしてお金がなくては生活していけないのか?お金持ちは偉いのか?どうして勉強しなくてはいけないのか?世の中は学歴重視なのか?どうしてあの人はあんな事件を起こしてしまったのか?どうしてあの事件は解決できないのか?どうしてあの国・地域は紛争がなくならないのか?人間は、自分は、どうなれば幸せといえるのか?

 

もし、「そんなこと考えなくていい」という大人がいたら、それは親力のない大人です。ただ年をくっているだけの大人です。子供を育てられない大人です。

 

また、「そんな難しいこと考えられない」という子供がいたら、それは子力のない子供です。生息年数がちょっと長い、それだけです。勉強といえば「お勉強」しか浮かばない、答えのある問題しかできない子です。

 

親になるということは決して経済的な負担ばかりではありません。

経済的な負担は、きっとなにかしらの解決策があります。

でも親力の不足した大人が親になれば、子力の不足した子になってしまう可能性が高い。そもそも命の存続も危うい。

そして負の連鎖が世代にわたって続く可能性が高い。産んでは殺し(生物的にも社会的にも)の連続になる可能性が高い。

 

妙な言い方ですが、大人を殺すより子供を殺す方が容易でしょうし・・・

親を殺してしまうのはなかなかの熱量? 体力?がいるものでしょうしね・・・

 

というわけで、2018年度九州大学で出題された自由英作文の出題へと移ります。

まず、英文でのリードがあります。

   According to Japanese Health Ministry research, by 2025 around 30% of Japan's population will be aged over 65.  This percentage may continue to rise to as much as 40% by 2050, along with a likely increase in the number of elderly people who need long-term personal and medical care.  However, as birthrates fall and families get smaller, families will be less able to care for their oldest members.  

 

そしてそのあとに

Instructions:  Write a well-developed paragraph in English consisting of around 100 words, answering the following question:

           What can Japanese society do to support older people who will need care in the future?  Give clear examples and details to support your answer.  

 

二階氏を完全擁護するわけではありませんが、親の面倒がみきれなくてリアルに事件が発生したことがあるのですから、少子高齢化社会への対策はしっかり考えておきたいトピックです。親力があれば、子力があれば、・・・どういう解決策が考えられるでしょうか?次回に、答案を作ってみたいと思います。

 

 

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