自由英作文から逃げられない時代

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大学受験の自由英作文攻略「What is the benefit of working with others?」前編

今回のトピックは「他者と協力することのメリットは何か?」です。今までのような賛否型ではありません。今回お話する攻略法は、一点集中してひとつの具体例=storyを展開していく方式。書き手(必ずしも、自身が直接経験していなくてもいい)の持っている経験・体験を素材に使えばよいのですから、「書きやすそう」と思う人もいるでしょう。じじつ、大学受験の当日、あなたが自分の経験として答案に書いたことを出題者がいちいち裏をとるなんてことはありませんし、不自然でない限りどんなstoryを書いてもかまいません。

 

さて、「他者と協力すること」の素材は学校生活や部活動、地域活動などから得られそうです。すなわち過去のことを書き起こすことが必要になるでしょう。

そう、「書きやすい」と思わせるテーマである一方、ここには時制を明確にするという文法上のハードルも設けられていることにお気づきでしょうか?

 

・・・全部過去形で書けばいい?

それで問題無いケースもあれば、読み手(採点者)に大混乱を生じさせ、結果として大減点を引き起こしてしまうケースもあるのです。危険ですぅ

 

書いている本人は頭で「こういう流れだ」とわかってしまっているので時制を気にせずどんどん書いて、それで書けてしまうのですが・・・

客観的な立場から読むと、時制がメチャクチャなためにstoryがうまく読み取れないのです。読みづらい答案に点を与えるわけがないので、書いた本人の手応えとは裏腹に、大減点→まさか(と本人だけが思っている)の不合格という結果になってしまいます。

 

 

書いたら、他人に読んでもらって添削してもらう、という練習が必須である所以ですね。

 

時制を苦手にしている受験生は、まず現在形と過去形と過去完了形をキッチリ使い分けられるようにするのがよいです。このトピックWhat is the benefit of working with others?においては過去の経験を語り、そこから普遍性のある教訓・恩恵を引き出せばいいので、経験→過去形で、教訓・恩恵→現在形ベースで書けばよいでしょう。

自由英作文を書く際にはそのスタイルとして、いちばんはじめに自分の立ち位置・主張をもってくるのが定石ですから、以下のような流れで作ってみたらよいと思います。

あくまで一例ですから、みなさんだったらどう作るか、考えてみてください。

 

他人と協力することのメリットは、より大きい成果がより早く得られることである。

高校生の時、バスケ部に入っていたが、練習後のそうじ片付けを一年生だけでやっていた時よりも、上級生も全員でやると決めてからの方が圧倒的に時間を短縮できた。

そうじにかかる時間が短くなったので、その分練習時間を増やせチーム全体の力の向上につながった。

一人で集中して時間をかけて取り組むことも大切だが、他人と協力することにより互いのコミュニケーションがはかどり、集団にとっての大きいメリットが得られた。

 

もうこれで80語いけます。100語以上の指示がある場合には「そうじを一年生だけがやっていた時」の様子を詳しく書くとよいでしょう。

一年生のなかに不公平感が生じ、やめる人が出てきた・・・とか、マイナスの状態を詳しく書き、そこから一気に問題解決した!という予定調和的な流れにする方が上手な答案になります。

 

英文にする際のポイントは、

(1)より大きい成果がより早く得られる 

   →形容詞と副詞の比較級を使って見せましょう。「より早く」は「より早い段階  

    で・時点で」なのでearlyを用います。

(2)圧倒的に時間を短縮できた 

   →「時間を短く」は「短時間に」と読みかえてin a short timeですし、形容詞

    shortに副詞extremelyくらいつければOK。

(3)そうじにかかる時間が短くなった 

   →「そうじを以前より早く終わらせることができた」と読みかえて比較級more

    quickly than beforeでOK。

(4)チーム全体の力が上がった 

   →「チーム全体がより強くなった」とここも比較級が使えます。日本語を様々に

    読みかえる日本語力があれば、英作文制覇にぐっと近づきます。

 

ちょっと長くなりました。このへんでいったん切って、後編へつづきます。

次回はこのトピックに関連して?大学受験の英語勉強法において、

受験生が自分でやった方がいいこと・他者を巻き込んだ

方がいいことについて書こうと考えています。

 

あっ もちろん、中学受験・高校受験にも通用できるような情報にできたらいいなとも思っていますので、また読みにいらしてください。

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